医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版でのセキュリティの部分を抜粋しています。資料をご覧ください。
VMware Carbon Black Cloud Workload (EDR) を導入し、侵入後の検知・対応能力は向上しましたが、それだけで安心はできません。やはり重要なのは、侵入される「前」の対策、特に脆弱性管理です。Carbon Blackには、導入されているOSやアプリケーションの脆弱性を可視化する機能(Watchlist)も含まれています。
これにより、どの仮想マシンにどのような脆弱性が存在するかを把握しやすくなりました。我々は、この情報とInstant Cloneの高速展開能力を組み合わせています。新たな脆弱性情報が出たら、迅速にパッチを適用した新しいマスターイメージを作成し、Instant Cloneで展開。ユーザーがログアウトすれば自動的に最新のセキュアなデスクトップに入れ替わるため、脆弱性が存在する期間を最小限に抑えることができます。
EDRによる「侵入後の対策」と、迅速なパッチ適用による「侵入前の対策」。この両輪を回すことで、より強固なセキュリティ体制を構築・維持することが、我々運用チームのミッションだと考えています。