2022年3月20日日曜日

10ギガビットスイッチの必要性

 ハイパーコンバージドインフラですが、簡単に言ってしまえば「サーバー、ストレージ、ネットワーク、仮想化ソフトウェア、管理ツールを一つのハードウェアに詰め合わせたもの」になります。

ここで肝になってくるのが、ハイパーバイザーを接続する10ギガビットスイッチです。vMotion(仮想マシン上で動作しているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフトなどを停止させずに、ネットワークを通じて丸ごと別の物理コンピュータ上の仮想マシンに移動させる。)やDRS(vSphere Distributed Resource Scheduler)、マシンの展開などに大きく影響します。

当院は、前回の世代でもお世話になったアライドテレシス社製の10ギガビットスイッチを今回も使用しています。AT-x550-18XTQをトランクを組んで2台構成にしています。















前回の使用から一度も壊れていませんし、信頼性は十分だと思います。

使用するケーブルはCat.7が推奨です。というか理論上はCat.6でも長さに注意すればいけないこともないですが、価格も下がってきましたし、安定性とHCIの肝であるという観点から現状ではLANケーブルを使うならCat.7一択ではないでしょうか。