2023年10月11日水曜日

オールフラッシュでのインスタントクローンでのマシン作成速度

 今回8月末にリプレイスした電子カルテのhorizon8、仮想基盤はオールフラッシュで組みました。前年の事務系はSSDとHDD混在のハイブリッドでしたが。

当院での過去のインフラとの比較ですので、CPUの性能も変わっていますし、メモリの搭載量も違うので参考程度ですが、新規デスクトップを1台作成するのにかかる時間を5回ずつ計測し、平均値を算出しました。











2012年の初めてのVDI導入時には、平均で1時間2分52秒かかっていました。

2015年の電子カルテ導入で採用したリンククローン方式では、その時間は7分49秒に短縮されました。

そして、昨年のインスタントクローンでは、なんと5回の平均値がわずか14秒です。正直、私自身も驚きましが、今回の電子カルテの仮想化基盤はオールフラッシュで組んでいることもあり、1台だけ再構成した場合、たったの11秒で完了しました。ちなみに、一気に行う際の速度計測が構築の合間に1度しかできていないので、現在はもう少し速いかもしれませんが140台のWindows 10の仮想マシンを作成するのにわずか6分2秒しかかかりませんでした。

時代は進歩しましたねぇ。。。
10年以上、仮想化やってるとしみじみと感じます。

未だに、仮想化は非対応なんです。とか平気で言うベンダーさんいますが、物理と何が違うんですか?物理のキャッシュに依存するようなアプリケーション作るのもどうかと思いますけど…といつも言いたくなります(;^_^A

というわけで、今回は当院の現在の電子カルテインフラの展開速度についてご紹介させていただきました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。