さて、私は結構ThinAppは使っている方だとは思います(笑)
制作環境としては、仮想基盤上にThinApp作成用のクリーンなマシンを準備しています。
ThinAppは完全なパッケージでサンドボックスで動くため、そこまで頻回なアップデートは必要ないとは思っていますが、今回Windowsの大型アップデートで使っているうちの1つのアプリケーションが抜けるようになったので、新しいバージョンのThinAppでリビルドしてみます。
もちろん、1から作り直してもいいですが1度正常にできているなら、まずはリビルドしてみることをお勧めします。
今回、動かなくなったのはVMwareバージョンで(結構最終?)で作成していたアプリケーションでした。
なので、今回はomnissaのサポートサイトからThinAppをダウンロードしてきます。
とりあえず、サイトにある最新版をダウンロードすればよいと思います。
ここでまず、壁にぶつかる人が出てくるはず。
そう。ここに表示されているVMware版の25桁のシリアルナンバーではomnissa版のThinAppはインストールできないのです。
なので、25桁から30桁への変換作業が必要になります。
「DOWNLOAD NOW」を押下します。
すると下記のような画面になりますが、ここで必要なアプリケーションを選択し右上のACTIONSから NEW FORMAT KEYを選択すると25桁のシリアルナンバーは30桁の物に変換されるので、ThinAppインストールの際はこちらの30桁のシリアルを入力してください。
あとは、作成手順は全く変わっていません。
あ、ちなみにアプリケーションが作り出されるディレクトリのデフォルトは
C:\Program Files (x86)\Omnissa\Omnissa ThinApp\Captures
に変更になっていますのでご注意を。
ここから裏技です(笑)
VMware版で作成しているThinAppがありましたら、上記のディレクトリにごっそりコピーしてください。そして、そのコピーした中のbuildバッチファイルをダブルクリックすれば、omnissa版のThinAppでリビルドされます。
簡単でしょ??
一から入れなおす前に、一度試してみていただけたらと思います。