去る5月31日(土)に開催いたしました「第9回中国医療情報技師会研修会」は、お陰様でハイブリッド形式(現地会場およびZoomウェビナー)にて無事開催することができました。実行委員長を務めさせていただいた私、にとっても、大変実り多い一日となりました。募集定員400名(オンライン)と100名(現地)のところ、最終的には495名もの皆様にご参加いただき、心より感謝申し上げます。
今回の研修会は、「医療情報技師の間で医療情報の事例等の情報交換を行い、ノウハウの共有やスキル向上を図るとともに医療情報技師の認知度を高めること」を目的としておりました 。皆様の活発なご参加により、当初の目的を十分に達成できたと確信しております。
特に、日本マイクロソフト株式会社業務執行役員のエバンジェリストである西脇資哲様による基調講演「医療現場における生成AIのインパクトと可能性」は、最先端のテーマでありながらも分かりやすい内容で、参加者の皆様から大変好評をいただきました 。また、国際医療福祉大学大学院教授・副大学院長の福井トシ子様による講演「看護部門のDX推進と施設基準管理」も、日々の業務に直結する実践的な内容として、多くの学びがあったとの声を頂戴しております 。
さらに、シンポジウム「医療DXに向けてのはじめの一歩~お手軽DXで業務改善~」では、三宅医院グループ情報システム部の川﨑数馬様、北部医療センター安佐市民病院の今井康介様、下関市立市民病院の源順一様、松江赤十字病院の中島彰吾様にご登壇いただき、それぞれの施設での具体的なDX推進事例をご紹介いただきました 。質疑応答も活発に行われ、参加者の皆様にとって業務改善のヒントとなる貴重な時間になったことと思います 。
今回の研修会を通じて、医療情報の重要性やDX推進の必要性を改めて共有し、共に考える場を提供できたことを大変嬉しく思います 。これもひとえに、ご参加いただいた皆様、ご講演いただいた講師の先生方、そして本研修会の開催にご協力いただいたすべての関係者の皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。
今後も中国医療情報技師会は、医療情報技師のスキル向上と情報共有の機会を提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。