2022年9月28日水曜日

VDI環境でのウイルス感染(異常発生時)の動作

 突然ですが、パソコンがウイルスに感染しました!と連絡があったらどうしますか?

・LANケーブルを外す

・何をして感染したか確認する

・ウイルスソフトで駆除できるか?できないか?

・余計なファイルが作られてないか

・レジストリが書き換えられたり、要らないソフトウェアがスタートアップに入っていたり

・トロイの木馬なのか、マルウェアなのかetc

いずれにせよ、皆さん、一通り対応は出来ると思いますが結構時間かかりますよね。


正直な言うと、そんなところで時間取られたくない。というのが本音ではないでしょうか。実際問題、完全に駆除できているかわからない部分もあります。

その点、仮想マシンではどうでしょう??

では、当院のVDI上の仮想マシン1台がウイルスに感染したときのシステム的な流れを紹介します。










①まず緑のチェックの入ったマシンがウイルス感染したとします。

②そうすると、自動で他の仮想マシンと通信しないように隔離されます。

ここまでは、自動作業でできます。

③そして、ウイルス駆除を行います。

っていうのでも良いのですが、、、


では、別バージョンのもっと手っ取り早い方法をご紹介します

①まず緑のチェックの入ったマシンがウイルス感染したとします。












②すかさず、ウイルス感染したマシンを削除します。











③そして、新規仮想マシンの再構築
14秒後にはもうまっさらな仮想マシンが出来上がっています。














こっちの方が断然楽ですよね??というか、駆除できたか出来てないか心配の必要もないので絶対楽です。 この部分は、セキュリティ上優れた機能だと私は思っています。

いかがだったでしょうか?
VDIならではの手軽な対処法だと思います。
もし、VDI環境の導入をご検討の方は、この辺のメリットもぜひ考慮に入れてみてください。

それでは、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。