2024年6月10日月曜日

医療機関に必須のvSphere vMotionの使い道について

  koppunです。本日は、ハードウェアトラブルの際に必ずと言っていいほど使うシステムであり仮想化基盤の縁の下の力持ちで、vSphere vMotionがESXiなどのアップデートをダウンタイムなしに行うのにどれほど重要な役割を果たしているかについてお話ししたいと思います。

先ほども紹介したように、vMotionは無停止で異なる基盤(ESXi)に仮想マシンを移行するvSphereの機能です。この技術を活用することで、電子カルテシステムは常に稼働し続けながら、シームレスにアップデートを行うことが可能になります。

病院には患者さんが入院しているので、システムは24時間365日止めれないのです。

具体的には、アップデートの際には、vMotionによって移行先の基盤に仮想マシンが移動します。この移行中には、一時的な通信断が発生する可能性がありますが、これはユーザーにはほとんど影響がないレベルのものです。













これにより、患者の安全とデータの正確性を確保しつつ、医療スタッフは常に最新のシステムで効率的に業務を行うことができます。

このような技術の進化と運用の緻密さが結びついた結果、電子カルテシステムは安定性と信頼性を保ちながら、常に最高水準の医療を提供することができます。

vMotionとノンストップ運用の融合、当院の電子カルテシステムが日々進化し続ける理由といてこの機能は外しては語れません。

それでは、今日はここまで。また次回の更新でお会いしましょう!