ロケーション ベースの印刷機能は、物理的に近いクライアント システムにあるプリンタをリモート デスクトップにマッピングします。要は、シンクライアント端末の設置場所にあるプリンタ以外表示しないとか、他のプリンタも表示させるけどデフォルトプリンタはこれにするとかを、グループポリシーで一括管理できます。
ロケーション ベースの印刷により、たとえば、病院スタッフが次々と部屋を移動している場合、そのスタッフがドキュメントを印刷する度に、印刷ジョブはそのスタッフが現在いる部屋に最も近いプリンタに送信されます。
ロケーション ベースの印刷を使用するには、Horizon Agent に VMware Integrated Printing 設定オプションをインストールし、リモート デスクトップに正しいプリンタ ドライバをインストールして、各ロケーション ベースのプリンタに変換ルールを定義する必要があります。
勝手にHorizon Viewが接続端末の位置を把握してプリンタをマッピングするわけではなく、情シスがこの部屋の端末はこのプリンタをデフォルトで、予備的に他のフロアのプリンタもマッピングさせようとか…色々考えないといけないわけです(;^_^A
AIで自動判定してくれないかなぁ(笑)
【参考】ロケーションベースの印刷の設定
以前のHorizon View7までは「AutoConnect Map ADDitional Printers for VMware View」というなかなか長い名前でしたが、Horizon View8から使うロケーションベースプリントの設定の画面は「LBP Setting UI」とシンプルな名前になっています。
使い方は、ほぼ一緒といっても過言ではないので割愛させていただきます。
ロケーションベースプリントは8年前から愛用している、とても便利な機能です。
VDI導入の際は、使える部分には使ってみてはいかがでしょうか。