当院のインフラは、vSphereを基盤に、Horizon (VDI)、NSX (ネットワーク仮想化/セキュリティ)、Carbon Black (エンドポイントセキュリティ)、そしてvSAN (ストレージ仮想化)と、VMware製品群で構成されています。
個別に見ても優れた製品ですが、運用者として感じる最大のメリットは、これらの製品がシームレスに連携し、vCenter Serverを中心に統合管理できる点です。
例えば、NSXのマイクロセグメンテーションポリシーを仮想マシンに紐づけて管理したり、Carbon Blackのセキュリティ情報をvCenterで確認したりといった連携が可能です。
これにより、管理ポイントが分散せず、運用効率が向上します。また、製品間の技術的な親和性が高いため、トラブルシューティングや新機能導入時の互換性問題のリスクも比較的低いと感じています。
もちろん、ライセンス体系の変更など、悩ましい点もありますが、トータルで見ると、この統合されたエコシステムは、複雑化するITインフラを効率的かつ安全に運用していく上で大きな助けとなっています。
医療機関でプログラマー、SEを20年以上やっている上級医療情報技師(Senior Healthcare Information Technologist)・診療情報管理士です。
仮想化歴は15年以上になります。(VMware vExpert)
実際に使ってみての感想やトラブル時に役に立ったTipsなどの紹介。運用目線で記事を書いていきます。(VMware Horizon View,VDI,HCI,NSX,ThinApp,インスタントクローン,vSphere,Carbon Black)
少しでも参考になることがあれば幸いです。2024-2025 Omnissa TECH INSIDERです。
たまに趣味の記事'(釣り、ミニ四駆、ゲーム配信、DIY)などを公開しています(笑)
※本blogの内容は個人的な見解や検証結果ですので、あくまでも自己責任において参考にしてください。
2025年8月15日金曜日
vSphere, Horizon, NSX, Carbon Black… VMware製品連携の「うまみ」とは?
2025年7月25日金曜日
デスクトップ展開1時間→11秒へ!vSphereのvmFork技術を活用したInstant Cloneが運用現場にもたらした革命
私の環境でも、VDIのデスクトップ展開は長年の課題でした。フルクローン時代は1時間超えもザラで、夜間バッチでの展開が必須。リンククローンで7分台まで短縮されましたが、それでもユーザー増加や緊急時の対応には限界がありました。それがomnissa HorizonのInstant Clone(vSphereのvmFork技術)を導入して一変。CPUやストレージ性能向上も寄与していますが、平均11秒という驚異的なスピードで新規デスクトップが利用可能に。これは単に速いだけでなく、運用に絶大な効果をもたらします。例えば、OSパッチ適用後のマスターイメージ更新。以前は週末作業が必須でしたが、今は業務時間中でもユーザーがログアウトすれば自動で最新環境に入れ替わるため、脆弱性対応のリードタイムが劇的に短縮。トラブル発生時も、ユーザー自身にリフレッシュしてもらうことで、クリーンな状態に即時復旧。サポートコールの削減にも繋がっています。「速さは正義」を実感する日々です。
2025年7月1日火曜日
病院情シスがvExpert Securityに選ばれた舞台裏
vExpert3年連続受賞中のkoppunが第48回Japan VMUG vExpertが語るで登壇させていただきました。
今年はSubprogramでvExpert Security2025に選出されています。(昨年より2年連続)
VMware Carbon Black Cloud Workload と Trend Micro Deep Security の仮想化基盤向け製品を同時運用中の病院情シスの目線で話させていただいています。
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2025年6月9日月曜日
vExpert Security 2025受賞
この度、2025年6月2日に無事、vExpertのSubprogramであるvExpert Security 2025受賞の吉報が届きました。
2024年に続いて、2年連続となります。
受賞理由の一つかな?と勝手に分析しているのが、当院のちょっと変わったセキュリティ構成です。VMwareの Carbon Black Cloud Workload と、トレンドマイクロの Deep Security、この2つの仮想化基盤向けセキュリティ製品を、なんと同時運用しています。『なぜそんな面倒なことを?』って思いますよね?(笑)
まあ、色々ありまして…。結果的に、振る舞い検知が得意な用心棒と、ネットワーク監視が得意な用心棒、二人体制で守る!みたいな感じになってます。特にCarbon Blackは、当院で活用しているHorizonのインスタントクローン環境との相性も抜群で、EDR機能にも助けられています。
2025年は特にセキュリティ周りの啓蒙にも力を入れて活動していきたいと思います。
2025年6月6日金曜日
VMware版からomnissa版ThinAppへのコンバート方法
さて、私は結構ThinAppは使っている方だとは思います(笑)
制作環境としては、仮想基盤上にThinApp作成用のクリーンなマシンを準備しています。
ThinAppは完全なパッケージでサンドボックスで動くため、そこまで頻回なアップデートは必要ないとは思っていますが、今回Windowsの大型アップデートで使っているうちの1つのアプリケーションが抜けるようになったので、新しいバージョンのThinAppでリビルドしてみます。
もちろん、1から作り直してもいいですが1度正常にできているなら、まずはリビルドしてみることをお勧めします。
今回、動かなくなったのはVMwareバージョンで(結構最終?)で作成していたアプリケーションでした。
なので、今回はomnissaのサポートサイトからThinAppをダウンロードしてきます。
とりあえず、サイトにある最新版をダウンロードすればよいと思います。
ここでまず、壁にぶつかる人が出てくるはず。
なので、25桁から30桁への変換作業が必要になります。
「DOWNLOAD NOW」を押下します。
すると下記のような画面になりますが、ここで必要なアプリケーションを選択し右上のACTIONSから NEW FORMAT KEYを選択すると25桁のシリアルナンバーは30桁の物に変換されるので、ThinAppインストールの際はこちらの30桁のシリアルを入力してください。
あとは、作成手順は全く変わっていません。
C:\Program Files (x86)\Omnissa\Omnissa ThinApp\Captures
に変更になっていますのでご注意を。
ここから裏技です(笑)
VMware版で作成しているThinAppがありましたら、上記のディレクトリにごっそりコピーしてください。そして、そのコピーした中のbuildバッチファイルをダブルクリックすれば、omnissa版のThinAppでリビルドされます。





